市販のタルト台で驚くほど簡単!濃厚さつまいもタルトの失敗しない作り方

「さつまいもタルトを作ってみたいけれど、タルト生地から手作りするのは大変そう」

生地をこねて冷蔵庫で休ませ、重石をのせて空焼きする工程を考えるだけで、作るのを諦めたくなりますよね。

そんなときは、市販のタルト台と電子レンジを使えば、難しい生地作りを省いて簡単に仕上げられます。

さつまいもフィリングも、加熱したさつまいもに砂糖、バター、牛乳を混ぜるだけです。特別な材料をそろえなくても、濃厚でなめらかなタルトを楽しめます。

この記事では、初心者でも作りやすい基本レシピから、失敗を防ぐコツ、生クリームやオーブンを使わない方法まで紹介します。

この記事で分かること

  • 市販のタルト台で作る簡単レシピ
  • さつまいもフィリングの材料と分量
  • 電子レンジを使った時短方法
  • なめらかな食感に仕上げるコツ
  • 生クリームなし・オーブンなしの作り方
  • さつまいもタルトの保存方法

目次

簡単なさつまいもタルトの材料

18cmのタルト台1台分

初心者でも作りやすいように、市販の焼成済みタルト台を使用します。

さつまいもフィリング

  • 市販のタルト台:18cm1台
  • さつまいも:正味300g
  • 砂糖:30g
  • 無塩バター:20g
  • 牛乳:40~60ml
  • 卵黄:1個分
  • バニラエッセンス:お好みで数滴

仕上げ用

  • 卵黄:1個分
  • 水または牛乳:小さじ1
  • 黒いりごま:お好みで適量

砂糖の量は、さつまいもの甘さに合わせて20~40g程度で調整できます。

市販の焼き芋を使う場合は甘味が強いことがあるため、最初は砂糖を少なめに加えましょう。


市販のタルト台で作るさつまいもタルト

さつまいもを電子レンジで加熱する

さつまいもは皮をむき、1cm程度の輪切りまたはいちょう切りにします。

変色を防ぐため、切ったさつまいもを5分ほど水にさらし、水気を切って耐熱容器へ入れてください。

ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで5~6分加熱します。竹串が抵抗なく通れば加熱完了です。

硬い部分が残っている場合は、30秒ずつ追加で加熱しましょう。

温かいうちにつぶして材料を混ぜる

加熱したさつまいもを、フォークやマッシャーでつぶします。

さつまいもが温かいうちにバターと砂糖を加え、全体が均一になるまで混ぜてください。

粗熱が少し取れたら、卵黄と牛乳を加えます。牛乳は一度にすべて入れず、フィリングの硬さを見ながら少しずつ加えるのがポイントです。

ヘラですくったときに、ゆっくり落ちる程度の硬さを目安にします。

タルト台に詰めて表面を整える

市販のタルト台へフィリングを入れ、ヘラで表面を整えます。

中央を少し高く盛ると、焼き上がったときに立体感が出て、お店のような見た目になります。

絞り袋がある場合は、星形の口金を付けてフィリングを絞ってもきれいです。

卵黄を塗ってオーブンで焼く

仕上げ用の卵黄と水または牛乳を混ぜ、フィリングの表面へ薄く塗ります。

お好みで黒いりごまをのせ、180℃に予熱したオーブンで15~20分焼いてください。

表面にきれいな焼き色が付いたら完成です。オーブンによって火力が異なるため、10分を過ぎたあたりから焼き色を確認しましょう。


さつまいもタルトを簡単になめらかにするコツ

さつまいもは柔らかくなるまで加熱する

加熱が不十分なさつまいもは、つぶしても粒が残り、口当たりが悪くなります。

電子レンジから取り出したら、竹串が中心までスッと通ることを確認してください。

水分の少ないさつまいもは加熱中に乾燥しやすいため、耐熱容器へ水を小さじ1程度加えてからラップをかけてもよいでしょう。

裏ごしすればお店のような食感になる

簡単さを優先するなら、フォークやマッシャーでつぶすだけでも作れます。

よりなめらかな食感にしたい場合は、つぶしたさつまいもをザルや裏ごし器へ通してください。

すべてを裏ごしするのが大変なら、半量だけでも口当たりが整います。フードプロセッサーやハンドブレンダーを使う方法もありますが、混ぜすぎると粘りが出るため注意しましょう。

牛乳は少しずつ加える

さつまいもの水分量は、品種や加熱方法によって異なります。

牛乳を一度に入れると、フィリングがゆるくなり、タルト台へ詰めにくくなることがあります。

まず40mlを加え、硬い場合だけ少量ずつ増やしてください。焼き芋を使う場合は水分が少ないことがあるため、状態を見て調整します。


生クリームなしでも濃厚に作れる?

牛乳とバターがあれば十分

さつまいもタルトは、生クリームなしでも作れます。

牛乳で硬さを調整し、バターでコクを加えれば、家庭でも濃厚なフィリングに仕上がります。

より軽い味にしたい場合は、バターを10g程度に減らしても構いません。反対にコクを強くしたい場合は、牛乳の一部を生クリームに置き換えます。

牛乳なしなら豆乳でも代用できる

牛乳は、同量の無調整豆乳に置き換えられます。

豆乳は商品によって風味が異なるため、最初は少量ずつ加えてください。バターを使用しない場合は、植物油やココナッツオイルでも代用できますが、風味や口当たりは変わります。


市販のタルト台がない場合の簡単な代用方法

ビスケットで焼かないタルト台を作る

市販のタルト台が見つからない場合は、ビスケットで代用できます。

材料

  • ビスケット:100g
  • 溶かしバター:40g

ビスケットを保存袋へ入れ、麺棒などで細かく砕きます。溶かしバターを加えてよくなじませ、ラップを敷いた型の底へ押し固めてください。

冷蔵庫で30分以上冷やせば、焼かないタルト台として使えます。

ビスケットが粗いと崩れやすいため、砂のように細かく砕き、スプーンの底などで強く押し固めるのがポイントです。

パイシートを使えばサクサクに仕上がる

冷凍パイシートをタルト型へ敷き、フォークで底に穴を開けて焼けば、タルト台の代わりになります。

タルト生地とは異なるサクサクした食感になりますが、生地を一から作る必要がありません。

商品ごとに解凍方法や焼成温度が異なるため、パッケージの表示に従って使用してください。


オーブンなしでさつまいもタルトを作る方法

市販のタルト台で驚くほど簡単!濃厚さつまいもタルトの失敗しない作り方
©Gemini

焼かないビスケットタルトなら冷やすだけ

オーブンがない場合は、ビスケットで作った台にフィリングを詰め、冷蔵庫で冷やして仕上げます。

さつまいもは電子レンジで十分に加熱し、卵黄は加えません。加熱せずに仕上げるため、生の卵黄を使わないことが重要です。

オーブンなしのフィリング

  • 加熱したさつまいも:300g
  • 砂糖:30g
  • バター:20g
  • 牛乳:40~60ml

材料を混ぜてビスケット台へ詰め、冷蔵庫で2時間程度冷やします。

焼き色は付きませんが、しっとりしたスイートポテト風のタルトを楽しめます。

トースターで表面だけ焼く方法もある

耐熱性のある市販のタルト台なら、オーブントースターで表面へ焼き色を付けられます。

焦げやすいため、様子を見ながら5~10分程度加熱してください。表面だけ先に濃くなった場合は、アルミホイルをかぶせます。

使用する型やタルト台がトースター対応か、事前に表示を確認しましょう。


さつまいもタルトで起こりやすい失敗と対処法

フィリングがゆるくなった

牛乳を入れすぎた場合は、つぶしたさつまいもを追加します。

追加できるさつまいもがなければ、鍋に移して弱火にかけ、水分を飛ばしてください。焦げないようにヘラで混ぜながら、絞り出せる程度の硬さまで調整します。

フィリングがパサパサする

加熱したさつまいもの水分が少ないと、フィリングがパサつきます。

牛乳を小さじ1ずつ加え、その都度よく混ぜてください。牛乳を一気に加えるとゆるくなるため、少量ずつ調整することが大切です。

表面に焼き色が付かない

卵黄を塗らないと、表面に焼き色が付きにくくなります。

卵黄を薄く塗り、オーブンの上段で短時間追加加熱してください。焦げ始めると早いため、その場を離れずに確認しましょう。

タルト台がしんなりする

水分の多いフィリングを詰めると、市販のタルト台が湿りやすくなります。

フィリングを適度な硬さに調整し、タルト台へ詰めたら時間を置かずに焼いてください。

タルト台の内側へ溶かしたチョコレートを薄く塗り、固めてからフィリングを詰めると、水分が染み込みにくくなります。


さつまいもタルトの保存方法

冷蔵保存は2~3日を目安にする

完成したさつまいもタルトは、粗熱が取れてからラップをかけるか、密閉容器へ入れて冷蔵庫で保存します。

保存期間は2~3日程度が目安ですが、使った材料や調理環境によって状態は変わります。できるだけ早めに食べましょう。

酸っぱいにおい、変色、ぬめりなどの異変がある場合は食べないでください。

冷凍するなら1切れずつ包む

さつまいもタルトは冷凍保存も可能です。

食べやすい大きさに切り、1切れずつラップで包んでから冷凍用保存袋へ入れます。風味や食感を保つため、2~3週間程度を目安に食べ切りましょう。

食べるときは冷蔵庫へ移して解凍します。タルト台の食感を戻したい場合は、解凍後にトースターで短時間温めてください。


簡単なさつまいもタルトに関するQ&A

材料の代用や作り方で迷いやすいポイントをまとめます。

さつまいもの皮は付けたままでも作れますか?

皮付きでも作れますが、なめらかな食感を重視するなら皮をむくのがおすすめです。

皮を残す場合はよく洗い、傷んだ部分を取り除いてから小さく切ります。紫色が入るため、見た目のアクセントにもなります。

焼き芋でもさつまいもタルトを作れますか?

市販の焼き芋でも作れます。

すでに柔らかく加熱されているため、皮をむいてつぶせば電子レンジの工程を省けます。甘味が強い焼き芋の場合は、砂糖を控えめにしてください。

有塩バターでも代用できますか?

有塩バターでも同じ分量で代用できます。

無塩バターより塩味を感じる場合がありますが、さつまいもの甘さを引き立てるアクセントになります。参考レシピでも、有塩バターへの置き換えは可能と案内されています。

卵なしでも作れますか?

卵黄を使わなくても作れます。

卵黄を入れない場合は焼き上がりのコクや表面のつやが控えめになりますが、さつまいも、砂糖、バター、牛乳だけでもまとまります。

表面へ牛乳や溶かしバターを薄く塗って焼くと、乾燥を防ぎやすくなります。


まとめ

さつまいもタルトを簡単に作るなら、市販の焼成済みタルト台と電子レンジを活用する方法がおすすめです。

柔らかく加熱したさつまいもへ砂糖、バター、牛乳、卵黄を混ぜ、タルト台へ詰めて焼くだけで完成します。

失敗を防ぐポイントは、さつまいもを十分に柔らかくすることと、牛乳を少量ずつ加えてフィリングの硬さを調整することです。

市販のタルト台がない場合は、砕いたビスケットや冷凍パイシートでも代用できます。焼き芋を使えば、さらに調理時間を短縮できるでしょう。